著者
帆足 喜与子
出版者
一般社団法人 日本教育心理学会
雑誌
教育心理学研究 (ISSN:00215015)
巻号頁・発行日
vol.9, no.2, pp.65-74,126, 1961-08-30 (Released:2013-02-19)
参考文献数
17

要求水準とパーソナリティとの間に関係ありと認められた事柄は次のとおりである。(1) 安定感のあるものは, 成功すれば水準を上げ, 失敗すれば下げるというふうに適応的反応をする。(2) 失敗をまともにうけ入れるものも適応的反応をする。(3) 自分の地位に満足するものも適応的反応をする。(4) 妥協的, 協調的のものは場面によって設定態度を変化させる。(5) 競争心の強いものは目標を固執する傾向にある。(6) 本実験においては, 常にパーソナリティ評点のよいものの方がGDSが大きかった。個人について設定態度が比較的固定しているところから見ても, また特定のパーソナリティと特定の設定態度との関連性の存在から見ても, 要求水準には個性が相当にあらわれるといいうる。
著者
帆足 喜与子
出版者
日本教育心理学協会
雑誌
教育心理学研究
巻号頁・発行日
vol.9, no.2, pp.65-74,126, 1961

要求水準とパーソナリティとの間に関係ありと認められた事柄は次のとおりである。<BR>(1) 安定感のあるものは, 成功すれば水準を上げ, 失敗すれば下げるというふうに適応的反応をする。<BR>(2) 失敗をまともにうけ入れるものも適応的反応をする。<BR>(3) 自分の地位に満足するものも適応的反応をする。<BR>(4) 妥協的, 協調的のものは場面によって設定態度を変化させる。<BR>(5) 競争心の強いものは目標を固執する傾向にある。<BR>(6) 本実験においては, 常にパーソナリティ評点のよいものの方がGDSが大きかった。<BR>個人について設定態度が比較的固定しているところから見ても, また特定のパーソナリティと特定の設定態度との関連性の存在から見ても, 要求水準には個性が相当にあらわれるといいうる。