著者
秋山 翔 加藤 拓貴 山口 拓也 平岡 隆晴 豊嶋 久道
雑誌
第78回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2016, no.1, pp.297-298, 2016-03-10

金融市場における取引システムには、パラメータを含む多くのテクニカル指標が利用されている。取引システムを最適化する場合、最適解が評価期間でしか有効でないオーバーフィッティングという問題がある。この問題の理由の一つとして、テクニカル指標の各パラメータが評価期間を通して固定されてしまうことが挙げられる。 本研究では、テクニカル指標のパラメータが時間により可変な取引システムを提案する。提案する取引システムを最適化することによって、パラメータが特定の値に過度に依存しない解を求めることが可能となる。この特性がオーバーフィッティングの問題の解決に役立つと期待される。
著者
平岡 隆晴 許 瑞邦
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MW, マイクロ波 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.99, no.78, pp.53-60, 1999-05-21
被引用文献数
4

ストリップ線/マイクロストリップ線直角曲がりを精度良くかつ合理的に解析する手法として、曲がり部を入出力平面導波路部と平面接合回路部に分割して、前者より多線条伝送線路等価回路が、後者よりフォスタ型等価回路が得られることが知られている。フォスタ型等価回路を求めるには、平面接合部の固有モード(固有値, 固有関数)を計算する必要がある。ここでは、正方形平面回路の角を斜めに切断した角斜め切断正方形平面回路を取り上げ、多線条伝送線路表示の多開口理想変圧器を介した等価回路を導出した。この等価回路に基づいて固有モードを計算したので、その結果を示す。