著者
平野 勝巳
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.13, no.4, pp.208-211, 2004-05

会議でも酒席でも、事あるごとに体制批判をする社員がいる。理想論をぶつ改革派もいる。こうした手合いは、威勢もいいし、言っていることも正論っぽいのだが、その声はやがて主流の守旧・現実派から排除され、圧殺されていく。そして、批判も理想も語られない社内は百年一日のごとき沈滞ムード一色に…。 どこにでもある会社の風景である。
著者
平野 勝巳
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.13, no.5, pp.182-185, 2004-06

「仕事に没頭し、仕事にかまけてほしい」…上司は部下に対してそんな願望を抱く。しかし、仕事だけにかまけることを「やる気」というなら、「それは正気ではないですね」とワークショップ企画プロデューサーの中野民夫さん(46歳)は言う。 「正気」ではない、といっても「狂気」というわけではない。中野さんが言う。 「"忙しい"という字は"心を亡くす"と書きますよね。
著者
平野 勝巳
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.12, no.5, pp.174-177, 2003-06

武田さんはソニーの元教育研修部長で、同社の課長研修などに「エニアグラム」という新しい自己分析手法を導入して成果を上げた。「吹き手自身が変わること」という解答も、このエニアグラムから導き出された結論だ。 では、「吹き手が変わる」とはどういうことか。 「笛を吹いている本人、つまり上司がまず自分がどんな人間か知ること。
著者
平野 勝巳
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.13, no.3, pp.188-191, 2004-04

それは、企業の場合には「創業精神」ということになろうが、もっと広く、深い視点で遡さかのぼっていけば、原点とは結局、今の企業社会を支えている精神、つまりは「資本主義の精神」ということになる。 それでは「資本主義の精神」とはどのような精神か。