著者
庄司 隆夫 森 美紀 松崎 英樹 井口 幸洋 山田 輝彦
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.54, pp.169-170, 1997-03-12

PLA (Programmable Logic Array) は規則的な構造ゆえ論理回路の設計の自動化が容易なことから広く用いられている. 単一のPLAについては入カパターンのビット表現とPLA構造の規則性を活用した並列ビット演算を基に、各テストパターンで検出できるクロスポイント故障を演繹して高速化をはかったシミュレーション手法が提案されている. しかし、この手法を相互に、接続されたPLAにそのまま適用することはできない. そこで、この手法を拡張してPLAのネットワークを取り扱える故障シミュレーションの手法を示す. また、この手法を用いて開発した故障シミュレータ PLANCS (PLA Network Crosspoint Fault Simulator) の性能を評価する.