著者
張 日新 秋山 邦裕
出版者
鹿児島大學農學部
雑誌
鹿兒島大學農學部學術報告 (ISSN:04530845)
巻号頁・発行日
no.58, pp.49-56, 2008-03

外国人研修・技能実習制度は発展途上国への技能移転のための国際貢献の制度と位置づけられている。近年、外国人研修生・技能実習生が急増している。しかし、人権侵害、労働法令違反、失踪、中間搾取などの問題が10年以上も続いてきた。これらの問題に対して、経済産業省、厚生労働省、法務省などの機関を中心に制度のあり方が検討され、いくつかの提言が出されている。本稿では、各機関・団体からの報告等の主要な論点を比較し、制度の持つ課題や今後のあり方について検討した。
著者
張 日新 秋山 邦裕 Zhang Ri xin Akiyama Kunihiro
出版者
鹿児島大学
雑誌
鹿児島大学農学部学術報告 (ISSN:04530845)
巻号頁・発行日
no.59, pp.51-58, 2009-03

外国人研修・技能実習制度は,外国人労働者の技術,技能,知識の習得と雇用関係における実践的,実務的習熟により,母国での技能活用を援助する制度として設けられている。この制度に基づく外国人の違法就労,強制労働,労基法違反などが大きな社会問題となっている。外国人研修・技能実習制度について,社会問題をもたらす可能性がある現行制度の研修生受入れプロセス及び外国人研修生をめぐる管理費用の実態分析を行った。具体的には,①地元雇用より外国人研修生の受け入れにシフトするようになった背景・動機と効果,②外国人研修生受入れのプロセス,③現行外国人研修生受入れの体制の下での負担費用実態などを明らかにする。
著者
張 日新 秋山 邦裕
出版者
鹿児島大学
雑誌
鹿兒島大學農學部學術報告=Bulletin of the Faculty of Agriculture, Kagoshima University
巻号頁・発行日
vol.59, pp.51-58,

外国人研修・技能実習制度は,外国人労働者の技術,技能,知識の習得と雇用関係における実践的,実務的習熟により,母国での技能活用を援助する制度として設けられている。この制度に基づく外国人の違法就労,強制労働,労基法違反などが大きな社会問題となっている。外国人研修・技能実習制度について,社会問題をもたらす可能性がある現行制度の研修生受入れプロセス及び外国人研修生をめぐる管理費用の実態分析を行った。具体的には,①地元雇用より外国人研修生の受け入れにシフトするようになった背景・動機と効果,②外国人研修生受入れのプロセス,③現行外国人研修生受入れの体制の下での負担費用実態などを明らかにする。