著者
橋本 晃治 池田 完 志賀 智一 五十嵐 清 御子柴 茂生 高久 重剛 西山 清一 南村 雄一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. EID, 電子ディスプレイ (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.99, no.143, pp.25-30, 1999-06-24
参考文献数
4
被引用文献数
2

電界結合型放電を利用した高周波電界点灯ランプを8本用い、直下方式の18インチLCD用バックライトを開発した。高周波電界点灯ランプは、外部電極型であるため長寿命が期待でき、高周波駆動であるため高効率であると考えられる。また、外部電極の位置や数が任意であるため、より長い放電管に容易に対応できる。均一な放電を得るために、外部電極を分割して配置した。このバックライトを5.24MHz,790V_<p-p>で駆動した時、輝度3500cd/m^2,発光効率341m/Wが得られた。また、このバックライトは8本の放電管を1つのインバータで駆動できる。
著者
Yi-Wen Zhu 山口 高弘 志賀 智一 御子柴 茂生 上田 壽男 苅谷 教治 篠田 傳
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. EID, 電子ディスプレイ
巻号頁・発行日
vol.97, no.519, pp.137-142, 1998-01-29

蛍光体の残光と動画偽輪郭の関係を定量的に求めた。蛍光体残光の減衰時定数が長いほうが偽輪郭は目立たなくなるが、一方乱れの幅は広くなる。また、残光により画像が尾を引く。発光デューティを低くすることにより、ある程度偽輪郭を防ぐことができる。乱れの量は蛍光体の時定数に依存するため、時定数の異なるR, G, B三色を混合すると、色ずれが発生する。