著者
Yi-Wen Zhu 山口 高弘 志賀 智一 御子柴 茂生 上田 壽男 苅谷 教治 篠田 傳
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. EID, 電子ディスプレイ
巻号頁・発行日
vol.97, no.519, pp.137-142, 1998-01-29

蛍光体の残光と動画偽輪郭の関係を定量的に求めた。蛍光体残光の減衰時定数が長いほうが偽輪郭は目立たなくなるが、一方乱れの幅は広くなる。また、残光により画像が尾を引く。発光デューティを低くすることにより、ある程度偽輪郭を防ぐことができる。乱れの量は蛍光体の時定数に依存するため、時定数の異なるR, G, B三色を混合すると、色ずれが発生する。