5 0 0 0 図書館の力

著者
森崎震二 戸田あきら著
出版者
新日本出版社
巻号頁・発行日
1993
著者
戸田 あきら
出版者
筑波大学
巻号頁・発行日
2008

identifier:http://hdl.handle.net/2241/103661
著者
戸田 あきら 永田 治樹
出版者
日本図書館情報学会
雑誌
日本図書館情報学会誌 (ISSN:13448668)
巻号頁・発行日
vol.53, no.1, pp.17-34, 2007-03-20
被引用文献数
3

アウトカム評価は,組織の使命・目標の達成状況を評価するものである。大学図書館の主要な役割の一つは,学生の学習支援である。したがって,大学図書館のアウトカム評価においては,図書館の資源やサービスによって学生の学習がどのように進展したかが問題となる。米国の大学図書館界では,近年,学生の情報リテラシー獲得に焦点を当てたアウトカム評価がおこなわれるようになった。しかし,学生の知識獲得や能力向上にどれほど図書館が貢献しているかについては,その測定方法や指標が十分に解明されているわけではない。本研究は,図書館利用と学習成果との関連を明らかにしようとするものである。大学卒業生に対して在学中の図書館利用と学習成果に関する質問紙調査をおこない,その関連を探った。調査結果の分析により,図書館利用と学生の学習成果との間に正の関連性があることを確認できた。
著者
戸田 あきら 永田 治樹
出版者
Japan Society for Information and Media Studies
雑誌
情報メディア研究 (ISSN:13485857)
巻号頁・発行日
vol.6, no.1, pp.19-35, 2007
被引用文献数
1

全ての学生が同じように図書館を利用しているわけではない.それぞれ自分のよく利用するサービスがある.どのサービスをどの程度利用するかは,学生によって異なっており,それは,その学生の動機,図書館スキルなどにより構成される利用のコンテクストによっている.本研究は,キャンパスにどのような利用上の特徴をもった学生がいるか,それらの学生はどのような学習成果を得ているかを探索したものである.慶應義塾大学湘南藤沢メディアセンターを利用する学生に対する質問紙およびフォーカス・グループ・インタビューによる調査が実施され,その結果,学生は利用の特徴により四つのグループに分かれること,学生の図書館利用成果にそれぞれ特徴があることが示された.