著者
戸田 克広
出版者
日本医事新報社
雑誌
日本医事新報 (ISSN:03859215)
巻号頁・発行日
no.4553, pp.84-88, 2011-07-30
著者
戸田 克広
出版者
医学書院
雑誌
臨床泌尿器科 (ISSN:03852393)
巻号頁・発行日
vol.64, no.6, pp.440-441, 2010-05-20

間質性膀胱炎は,器質的な異常がないにもかかわらず,頻尿,尿意切迫感,下腹部痛や会陰部痛などを引き起こす疾患である。有病率は10万人に10.6人から女性4.5人に1人までと大きな差があり,それは主に診断基準による差である1)。羞恥心のため,医療機関を受診しない患者が少なくない。たとえ医療機関を受診しても異常なしと診断され,治療法はないといわれる患者も少なくない。疼痛の範囲が会陰部や陰囊部を超えて骨盤全体におよぶと,慢性骨盤痛と診断される。 一方,線維筋痛症(fibromyalgia:FM)といわれる慢性痛がある。有病率は約2%2)であるが,その不全型あるいは前段階の慢性広範痛症(chronic widespread pain:CWP)の有病率は,FMを含めると約10%と報告されている3)。
著者
宗重 博 生田 義和 木村 浩彰 戸田 克広
出版者
医学書院
雑誌
臨床整形外科 (ISSN:05570433)
巻号頁・発行日
vol.29, no.2, pp.185-192, 1994-02-25

抄録:我々は1970~1992(昭和45年から平成4年)までに,当科を受診した上肢の反射性交感神経性ジストロフィー86症例について,手術治療,内服治療,transcutaneous electric stimulation system,星状神経節ブロック(SGB)の結果について検討した.また我々は,1889年にワクシニアウイルス接種家兎炎症皮膚抽出液(ノイロトロピン®)が特定のタイプの反射性交感神経性ジストロフィーの早期投与として有効である31)ことを発見したので,投与結果と投与量について述べた.対象は男性38例,女性48例で,年齢は12~87歳で平均51.5歳であった.結果は,以下の通りであった.①ノイロトロピン®は,特にminor traumatic dystrophyに有効であった.②ノイロトロピン®は,1日4~6錠で有効であつた.③ノイロトロピン®の治療効果発現時期は,5週までであった.④手術成績は不良であった.⑤SGBは有効であった.
著者
戸田 克広
出版者
永井書店
雑誌
産婦人科治療 (ISSN:0558471X)
巻号頁・発行日
vol.100, no.2, pp.238-240, 2010-02