著者
森 俊二 山田 博三 斉藤 泰一 宮川 達夫
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.18, no.8, pp.p814-821, 1977-08-15
被引用文献数
4

最近OCR, なかでも手書文字用のOCRの研究開発が盛んである昨年1975年の11月, 晴海で開かれたデータショーでも, 10社に余る会社が, その商品化されたもの, またはミニコンによる実験機を発表していた. 良く読んでいたものもあったし, そうでないものもあった. そこで, 一体何%ぐらいの読取率ですか, という質問をしてみた. ずばり答える人はまずない何かはぎれの悪い返事が帰ってくる. こちらの指示通りにきちんと書いて下されば98%はいきますが, といった返事である.
著者
村田 祐一 斉藤 泰一 宮口 庄司
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.48, pp.301-302, 1994-03-07

オフィスでは各種文書の電子化が進んでおり、事務処理用の決裁伝票なども計算機上で作成されることが多い。しかし、決裁印を押すためだけにいったん紙に打ち出さなければならない場合も多く、非常に作業効率が悪い。ディジタル署名を用いて電子的な印鑑を作成できるようにすれば、ネットワークを介して直接電子決裁文書を転送することも可能になり、ぺーパレス効果も持った電子決裁システムを構成することができる。システムを実現するにあたっては、1つの決裁文書に複数名が多重に決裁署名を施せる機能が必須であり、各人の署名鍵, 検証鍵をどのように管理するかも重要な課題となる。本稿では、実際にオフィスで利用されているPC上の勤務票作成システムを対象として、多重署名を行う電子決裁システムの構成法を提案する。