- 著者
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曹 曙陽
小林 文明
吉田 昭仁
松井 正宏
菊池 浩利
佐々 浩司
田村 幸雄
- 出版者
- 一般社団法人 日本風工学会
- 雑誌
- 日本風工学会年次研究発表会・梗概集
- 巻号頁・発行日
- vol.2007, pp.33-33, 2007
平成18年11月7日午後1時過ぎ、国内最大級(藤田スケールF3)の強い竜巻が北海道佐呂間町若佐地区で発生し、死者9名、重傷者6名、軽傷者25名の人的被害及び全壊住家7棟、半壊住家7棟、一部損壊住家25棟、全半壊非住家40棟の被害をもたらした。当該竜巻被害の実態を正確に把握することを目的として、我々は被害発生翌日から、航空機からの上空視察と地上での被害状況調査を実施し、建物被害状況データベースを作成した。ここでは、建築物などの被害状況についてまとめた。