著者
守村 直子 有賀 純 三品 昌美 等 誠司 安田 浩樹 吉川 武男 彌永 亜季
出版者
滋賀医科大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2015-04-01

膜貫通型分子をコードするシナプス接着分子Lrfn/SALMは、足場タンパク質PSD-95と会合してNMDA受容体およびAMPA受容体のポストシナプスへの集積および細胞表面発現を制御することを見出した。Lrfn2ノックアウトマウスを用いた解析から、Lrfn2が海馬のシナプス構造や可塑性さらに海馬依存的な記憶・学習に関与することを明らかにした。興味深いことに、ノックアウトマウスは社会的ひきこもりやプレパルス抑制に異常がみられた。アジア人を対象とした全ゲノム関連解析(GWAS)から、自閉症患者でLRFN2一塩基変異型LRFN2_R274Hが、統合失調症患者でLRFN2_E462Dを発見した。