著者
木村 公太 吉沢 昌純 守屋 正
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. EMD, 機構デバイス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.103, no.694, pp.25-28, 2004-02-27
参考文献数
2
被引用文献数
1

カプセル入り生体試料の音響インピーダンスを画像化する手法について述べた。生体試料はガラスにより保護されている。石英棒センサはカップラーとしての水を介してカプセルの表面に接触される。センサとカプセルの距離を変化させると干渉パターンが変化する。バッキング材として,空気とタングステンのそれぞれに対する干渉パターンより音響インピーダンスは求められる。試料として,カプセルに封入された豚バラ肉の音響インピーダンスを画像化し,本手法の有効性を確認した。