- 著者
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末松 信子
- 出版者
- 長崎国際大学
- 雑誌
- 長崎国際大学論叢 (ISSN:13464094)
- 巻号頁・発行日
- vol.2, pp.87-89, 2002-01-31
「〜せざるを得ない」を意味する表現形式について,19世紀初頭のJane Austen(1775-1817)の用法を調査した。そしてAustenでは,今日最も一般的な'cannot help doing'型ではなく,歴史的により古い'cannot but do'型が優勢であること,また今日しばしば見られる'cannot help but do'型,今日古風と考えられる'cannot choose but do', 'cannot choose but to do'型は用いられていないことを明らかにした。