著者
本尾 洋
出版者
日本甲殻類学会
雑誌
CANCER (ISSN:09181989)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.25-28, 2004-05-01 (Released:2017-07-05)
参考文献数
16
著者
本尾 洋
出版者
日本甲殻類学会
雑誌
CANCER (ISSN:09181989)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.17-18, 1997-05-01 (Released:2017-07-05)
参考文献数
1
著者
本尾 洋 豊田 幸詞
出版者
日本甲殻類学会
雑誌
CANCER (ISSN:09181989)
巻号頁・発行日
vol.15, pp.25-27, 2006-05-01 (Released:2017-07-05)
参考文献数
11
著者
ムツ M. S. 本尾 洋
出版者
一般社団法人 日本甲殻類学会
雑誌
甲殻類の研究 (ISSN:02873478)
巻号頁・発行日
vol.9, pp.57-63, 1979
被引用文献数
1 2

1978年12月26日夜,Tigbauan(Panay島,フィリピン)沖,水深約7mの泥質地でトロール漁を行った際,他のクルマエビ類(Decapoda,Penaeidea)に混じって多くのサルエビ属(Trachypenaeus)のエビが採集された。そして,同時に漁獲されたT.asperおよびT.fulvusに混じって,一見それらと酷似するが精査すると,いくにかの点で相異する76個体(雄28,雌48)が発見された。その特徴は以下のとおりである。生時または新鮮時,antennal flagellumは白または桃白色,第1〜5腹筋の後縁部に狭い淡赤色の横縞があり,尾節と尾肢は赤色,尾肢は白く縁どられている。体全体の印象は淡赤褐色である。第2,3歩脚にmastigobranchiaがあり,第1歩脚ではこれを欠く。Petasma(雄の外部生殖器)のdisto-lateral projectionの下縁は凹型であり,thelycum(雌の外部生殖器)の前板は深くへこんでいる。以上を総合した特徴は既存の種には見られず,よってこのエビを新種と認めた。新種はフィリピンにおけるエビ類研究の先駆者Domiciano K. VILLALUZ氏(東南アジア漁業開発センター養殖部局の前部局長)の名前に因んでTrachypenaeus villaluziと命名され,同部局およびインド中央海洋水産研究所に保管された。また,他の3近縁種(T.asper, T.curvirostris, T.fulvus)との相異関係も論じ,更にT.asperはT.curvirostrisと独立の種であることを理由づけた。
著者
本尾 洋
出版者
日本甲殻類学会
雑誌
CANCER (ISSN:09181989)
巻号頁・発行日
vol.8, pp.35-38, 1999
参考文献数
17
被引用文献数
2
著者
本尾 洋 ブリ プラシット
出版者
一般社団法人 日本甲殻類学会
雑誌
甲殻類の研究 (ISSN:02873478)
巻号頁・発行日
vol.11, pp.86-94, 1981
被引用文献数
5

フィリピンではウシエビポストラーバは養殖用種苗に利用されているが,時折査定ミスがみられる。そこでクルマエビ属ポストラーバの査定を試み,2種,2グループに分類した。1) P.monodon:大型で色素胞がよく発達,第1触角内鞭は外鞭の2倍以上, 2) P.semisulcatus:小型で尾扇中央部で色素胞を欠き,内鞭は外鞭の1.6-2倍, 3) P.merguiensis group:小型で色素胞の発達が極めて貧弱で,内鞭は外鞭の1.6倍以下, 4) P.japonicus group:中間型で,色素胞はよく発達するが,第6腹節背面に小棘が列生し,額角は眼の先端を越えない。
著者
本尾 洋
出版者
日本甲殻類学会
雑誌
Cancer : 会員連絡誌 (ISSN:09181989)
巻号頁・発行日
no.13, pp.25-28, 2004-05-01
被引用文献数
1