- 著者
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村上 佳久
- 出版者
- 筑波技術大学学術・社会貢献推進委員会
- 雑誌
- 筑波技術大学テクノレポート (ISSN:24354856)
- 巻号頁・発行日
- vol.24, no.1, pp.10-15, 2016-12
廃棄処分される教育用情報機器は,部品の再生と部品の追加,新しいOS の導入などにより,再生することが可能である。リサイクル・リユースと言った概念から,業務別に再生することを目的として,パソコン再生プロジェクトを実施した。その結果,6 年前のパソコンでは,部品交換により最新のパソコンと同等の性能を確保でき,10 年前のパソコンでもある程度の性能を確保することが可能で,教育用情報機器として十分活用することが可能であった。このことから,長期間運用を前提とした情報機器導入を検討すれば,安価な対費用効果の高いシステムが運用できることが指摘された。