著者
松崎 隆哲 安永 昌司 吉田 朋紘 花元 克巳 笹原 泰史 藤木 哲雄 坂口 英和 安武 英剛 空閑 哲博 中尾 勉
雑誌
第77回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2015, no.1, pp.23-24, 2015-03-17

近畿大学産業理工学部と筑豊ゼミ独楽研究会では、両手をあわせて一回ひねるだけで20分以上(最長19分)回る大名独楽について研究を行っている。大名独楽とは、福岡県飯塚市にある「日本の独楽資料館」の花元館長が20年の歳月を掛けて製作した誰が回しても長時間回る独楽である。大名独楽は回っている途中に回転速度が低下してふらつきだしても、回転が再度安定して独楽が起き上がる特性を持っている。本研究では、独楽の軸の動作について動画および画像による解析を行うことで、どのような原因で独楽が再度起き上がるのかについて明らかにしようとしている。
著者
松崎隆哲 白土浩 久良修郭
雑誌
第75回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, no.1, pp.419-420, 2013-03-06

(公財)北九州国際技術協力協会では、平成24年7月から9月にかけて、アフリカ地域の大学教員や教育機関関係者4名に対して、「アフリカ地域 実践的電気・電子技術者育成-教育と現場技術の格差解消をめざして-」というテーマの研修を実施した。我々は、その研修において電子回路や組込みシステムに関するテーマを担当し、参加者に対して組込みコンピュータ、ディジタル回路設計(74IC)、FPGA設計手法と言った内容の講義を実施した。本発表では、講義で実施した内容、参加者からの意見等、そしてアフリカ地区における教育環境に関して簡単に紹介する。
著者
雨宮 聡史 松崎 隆哲 雨宮 真人
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告計算機アーキテクチャ(ARC) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2003, no.119, pp.51-56, 2003-11-27
被引用文献数
8

現在,マルチスレッド実行を意識したプロセッサの開発が主流になりつつある.しかし,大多数のプロセッサは命令レベルの並列性の抽出を追求しているものである.我々は命令レベルの並列性の追求をやめて,スレッドレベルの並列性のみに焦点を当て,データフローモデルを基盤とし、継続概念を核としたマルチスレッド実行モデルを提案する.また,このモデルを実現するオンチップ・マルチプロセッサの構成および命令セットアーキテクチャについて提案する.Nowadays, development of processors which support concurrent multi-thread execution is becoming mainstream. However, most of the processors are aimed for exploiting instruction level parallelism. We are taking another approach, and developing the processor focused only on thread level parallelism. Our processor is named Fuce, and it is based on the continuation model which is a variant of data flow computing model. In this paper, we introduce the programming model for Fuce and the architecture of Fuce.