著者
村上 公子 栃澤 健史
出版者
日本インスティテューショナル・リサーチ協会
雑誌
大学情報・機関調査研究集会 論文集 第11回大学情報・機関調査研究集会 論文集 (ISSN:24363065)
巻号頁・発行日
pp.150-151, 2022-11-11 (Released:2022-12-26)

教育の質保証においては、大学が提供するカリキュラムを中心とする教育に関する継続的な改善の取組が重要であり、そのためには教育成果の把握とそれに基づく自己点検・評価の実施と情報公開が欠かせない。学修者本位の教育が求められるなかでは、教育成果の把握において、学生の実態と意識を適切に把握することが重要となる。本報告は、大阪医科薬科大学を事例とした全学的な質保証のための学生調査デザインを報告する。
著者
栃澤 健史
出版者
日本インスティテューショナル・リサーチ協会
雑誌
大学情報・機関調査研究集会 論文集 第11回大学情報・機関調査研究集会 論文集 (ISSN:24363065)
巻号頁・発行日
pp.90-95, 2022-11-11 (Released:2022-12-27)

大学全体での教育の質保証体制を確立するために、概念図や組織図を作成して計画を立てることから始めるのがほとんどであるが、実際に質保証の PDCA サイクルを運用しようとすると諸々の困難があり、計画通りスムーズに進めるのが難しい場合が多い。本報告では、大阪医科薬科大学の IR 室が、大学全体の教学アニュアルレポートを作成することで、学部ごとの自己点検・評価と全学の質保証とを架橋しようとする試みを報告したい。