著者
田中 幹大 根本 啓次
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会技術報告 (ISSN:03864227)
巻号頁・発行日
vol.19, no.21, pp.13-18, 1995-03-22
被引用文献数
2

We have developed a VR skiing system to train skiing amusingly and effectively. The system consists of a skiing training machine, 90 inch screen, a projector and 3 PCs. A skier rides on the skiing training machine which is fitted with 9 weigh/angle sensors, and enjoys skiing on a "virtual slope". Using measured data by these sensors, developed system simulates the skier's motion on the virtual slope. The simulation is based on dynamics model of real skiing. Acoording to the simulated skier's motion, CG images and sounds of the virtual slope are generated. Therefore he can experience realistic skiing. In addition, some skiers can ski on same virtual slope at the same time and enjoy a dual slalom, because the systems can connected to each other through network.
著者
寺野 香織 剣持 聡久 中村 暢達 根本 啓次
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会総合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1996, 1996-03-11

筆者らがこれまで開発したバーチャルスキーシステム(図1)は,スキーヤの生体情報を計測し,その動作に応じて映像や音響を呈示し,仮想的なスキー滑走を行うVRシステムである.[figure] このVRシステムの音響生成部では,現実を再現するスタート時のカウントダウン音や,ゴール時の観客の歓声,ゲーム性を高めるBGM,映像情報を補助するボール通過音等の効果音を呈示してきた。しかし,実際のスキー場では,他にも色々な音が生じている。本稿では,より臨場感ある音環境生成のための,滑走音の呈示について述べる。
著者
蔭山 哲也 根本 啓次 篠原 克也
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.49, pp.311-312, 1994-09-20

人工現実感システムの多くは仮想空間を映像情報だけで表現している。しかし映像情報と音響情報の双方を組み合わせることで、システムの利用者に映像情報だけでは伝えきれない臨場感を与えることができる。本稿では人工現実感スキーシステムの音響生成について述べる。以下、本システムで呈示する効果音について述べ、本システムのような分散システムにおける音響生成の問題点について述べる。最後に、音響生成モジュールの実装における上記問題点への対処について述べる。