著者
森貞 好昭 藤井 英俊 長岡 亨 福角 真男
出版者
一般社団法人 溶接学会
雑誌
溶接学会全国大会講演概要
巻号頁・発行日
vol.2007, pp.76, 2007

摩擦攪拌プロセスを用いて、A5083中へフラーレンを均一分散させることに成功した。フラーレンの分散状況から母材の塑性流動現象を検討し、ショルダの回転によって生じる流れが部分複合化に重要であることが明らかとなった。摩擦攪拌接合の攪拌部で観察される"オニオンリング"も同様の塑性流動で形成されるものと考えられる。
著者
長岡 亨 木元 慶久 武内 孝 森貞 好昭 藤井 英俊
出版者
一般社団法人 溶接学会
雑誌
溶接学会全国大会講演概要
巻号頁・発行日
vol.2016, pp.154-155, 2016

WC-12%Co超硬合金板材にS45C板材を重ね合わせ、S45C側からツールを圧入して摩擦攪拌接合を行った。断面観察の結果、接合界面において超硬合金の塑性変形は認められなかった。せん断試験の結果、WC-Co超硬合金と炭素鋼のろう付継手と同等以上の接合強度が得られることが分かった。
著者
YOON Sungook 上路 林太郎 森貞 好昭 藤井 英俊
出版者
一般社団法人 溶接学会
雑誌
溶接学会全国大会講演概要
巻号頁・発行日
vol.2015, pp.42-43, 2015

厚さ5mmのTi-6Al-4V合金板材の摩擦攪拌接合を実施し、攪拌部内の集合組織分布を調査した。接合中の最高温度がβトランザス以下の場合、(0001)α集積分布は摩擦攪拌接合したマグネシウム合金継手と異なることが明らかになった。
著者
Yoon Sungook 上路 林太郎 森貞 好昭 藤井 英俊
出版者
一般社団法人 溶接学会
雑誌
溶接学会全国大会講演概要
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.64-65, 2014

厚さ5mmのTi-6Al-4V合金板材の摩擦攪拌接合を実施し、接合前の母材の微細組織が摩擦攪拌部の特性に及ぼす影響について調査した。接合中の最高温度がβトランザス以下の場合、母材組織が微細であるほど、攪拌部組織も微細になることが明らかとなった。