著者
田島 公 山口 英男 尾上 陽介 遠藤 基郎 末柄 豊 石上 英一 藤井 譲治 金田 章裕 西山 良平 坂上 康俊 西本 昌弘 本郷 真紹 加藤 友康 武内 孝善 田良島 哲 渡辺 晃宏 石川 徹也 石川 徹也 山口 和夫 藤原 重雄 稲田 奈津子 遠藤 珠紀 三角 洋一 月本 雅幸 吉川 真司 小倉 慈司 綾村 宏 杉橋 隆夫 桃崎 有一郎 島谷 弘幸 猪熊 兼樹 馬場 基
出版者
東京大学
雑誌
学術創成研究費
巻号頁・発行日
2007

禁裏(天皇家)や主要公家文庫収蔵史料のデジタル画像約100万件、東山御文庫本・伏見宮家本の1画像毎の内容目録約20万件を作成し、編纂所閲覧室での公開準備を進めた。木簡人名データベースと漢籍の受容を網羅した古代対外交流史年表を公開した。『禁裏・公家文庫研究』3・4、研究報告書4冊等を刊行し、禁裏・主要公家文庫の家分け蔵書目録を公開した。「陽明文庫講座」「岩瀬文庫特別連続講座」等市民向け公開講座を約百回開催し講演内容の一部を一般向けの本として刊行した
著者
佐藤 成 中村 雅俊 清野 涼介 高橋 信重 吉田 委市 武内 孝祐
出版者
日本理学療法士協会(現 一般社団法人日本理学療法学会連合)
雑誌
理学療法学Supplement Vol.46 Suppl. No.1 (第53回日本理学療法学術大会 抄録集)
巻号頁・発行日
pp.I-52_2, 2019 (Released:2019-08-20)

【はじめに、目的】スタティックストレッチング(SS)は関節可動域(ROM)などの柔軟性改善効果が期待でき,臨床現場やスポーツ現場で多用されている.しかし近年では,特に45~90秒以上のSSにより筋力やパワーなどの運動パフォーマンスが低下することから,運動前のウォームアップにおいてSSを行うことは推奨されていない.しかし,実際のスポーツ現場では20秒以下のSSが用いられる場合が多いと報告されており,20秒以下のSSは運動パフォーマンス低下を生じさせない可能性がある.しかし20秒以下のSSの即時効果を検討した報告は非常に少なく,さらにその持続効果を検討した報告はない.そこで本研究では,柔軟性改善効果の指標としてROMと弾性率,運動パフォーマンスの指標として求心性収縮筋力(CON)と遠心性収縮筋力(ECC)を用いて20秒間のSSの即時効果と持続効果を明らかにすることを目的とした.【方法】対象は健常成人男性20名の利き足(ボールを蹴る)側の足関節底屈筋群とした.足関節底屈筋群に対する20秒間のSS介入前後に足関節背屈ROM(DF ROM),弾性率,CON,ECCの順に各々測定した.先行研究に従ってSS介入後の測定は,①介入直後に測定する条件,②介入5分後に測定する条件,③介入10分後に測定する条件の計3条件を設けた.対象者は,無作為に振り分けられた条件順にて3条件全ての実験を行った.DF ROM,CON,ECCの測定は多用途筋機能評価訓練装置(BIODEX system4.0)を用いて行った.なお,CONとECCの測定は足関節底屈20°から背屈10°の範囲で,角速度30°/secに設定して行った.弾性率の測定は超音波診断装置(Aplio500:東芝メディカルシステムズ株式会社)のせん断波エラストグラフィー機能を用い,腓腹筋内側頭(MG)に対して行った.統計学的検定は,SS介入前後および条件(直後条件,5分条件,10分条件)間の比較は繰り返しのある二元配置分散分析(時期×条件)を用いて検討した.さらに,事後検定として,SS介入前後における条件間の比較はBonfferoni法,各条件におけるSS介入前後の比較は対応のあるt検定を用いて検討した.【結果】DF ROMに有意な交互作用(p=0.004, F=6.517)と,時期に主効果を認めたが,MGの弾性率,CON,ECCには有意な交互作用及び主効果を認めなかった.事後検定の結果,DF ROMは全条件において介入前と比較して介入後に有意に増加した.またDF ROMは介入直後と比較して介入10分後に有意に低値を示した.【考察】本研究の結果より,20秒間のSSはDF ROMを即時的に増加させるために有効であり,その効果は10分後まで持続するが,5~10分の間で減弱することが明らかとなった.また,20秒間のSSは弾性率,CON及びECCに影響を及ぼさないことが明らかとなった.【結論】20秒間の短時間のSS介入は等速性筋力を低下させずにROMを増加させるが,弾性率を変化させることが出来ないことが明らかとなった.【倫理的配慮,説明と同意】本研究は本学の倫理審査委員会も承認を受けて実施された.また,本研究はヘルシンキ宣言に則っており,実験開始前に対象者に本研究内容を口頭と書面にて十分に説明し,同意を得た上で行われた.
著者
小倉 久幸 久保 峰鳴 武内 孝太郎
出版者
公益社団法人 日本リハビリテーション医学会
雑誌
The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine (ISSN:18813526)
巻号頁・発行日
vol.58, no.2, pp.159-165, 2021-02-18 (Released:2021-04-14)
参考文献数
7

脳卒中後片麻痺患者の歩行機能の改善はリハビリテーション治療の重要な目標の1つであり,歩行評価に基づいた治療や訓練を展開する必要がある.しかし,観察による歩行分析は評価者の経験などによる評価のばらつきがあるために客観的指標が求められる.麻痺側立脚期の矢状面における膝関節制御に影響する床反力作用線のモーメントアームを,傾きによる成分と足圧中心と膝関節軸との距離による成分に分けて考えることにより,膝関節制御の面から短下肢装具の効果を明確化し,歩行訓練の治療戦略を具体化することができる.今後,客観的な評価方法によって片麻痺歩行を類型化し,適切な治療方法を導くシステムの確立が望まれる.
著者
齊藤秀治 武内 孝憲 力宗 幸男
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告デジタルドキュメント(DD) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2006, no.83, pp.75-80, 2006-07-28
参考文献数
6
被引用文献数
1

Web1.0時代ではユーザ自らがWeb上をクロールし,情報を集めていた.しかし,Feedの登場で,より効率的に情報を閲覧できるようになった.また,総表現者時代と言われる今日,情報を受信するだけでなく,Blog等によって自ら情報を発信していく人々も増えてきている.そこで筆者らは,隙間時間にも情報発信・受信が行えるように,ケータイで利用可能なFeed統合ツールの開発を行った.In the Web 1.0 age, you had to do web surfing to collect information from the web. But the appearance of the feed made the way of collecting information easier and more effective. Nowadays, in Web2.0 age, more and more people are not only getting information from blogs, but also writing information on blogs. We created a feed integration tool (i-appli version) with which the users can write to and read from several blogs using mobile terminals.
著者
武内 孝祐 佃 文子
出版者
公益社団法人 日本理学療法士協会
雑誌
理学療法学Supplement Vol.44 Suppl. No.2 (第52回日本理学療法学術大会 抄録集)
巻号頁・発行日
pp.1287, 2017 (Released:2017-04-24)

【はじめに,目的】実際のスポーツ現場において,どのような頻度・時間・種類・目的のストレッチングが実施されているのかは明らかとなっていない。スポーツ現場で利用可能なストレッチングを検討するためには,実際のスポーツ現場におけるストレッチングの実施状況を明らかにする必要がある。本研究の目的は,スポーツ現場におけるストレッチングの実施状況を調査し,今後のストレッチング研究における基礎的データを得ることである。【方法】対象はスポーツ指導者140名とした(年齢:40.2±12.3歳,指導歴16.0±11.7年)。全ての指導者に,自身のスポーツ指導の中でのストレッチング実施状況に関する自記式アンケートを行った。調査項目は,実施しているストレッチングの種類(静的ストレッチング,動的ストレッチング),時間(1回の実施時間,合計時間),実施タイミング(ウォーミングアップ,クーリングダウン),目的(柔軟性向上,障害予防など),対象部位(全身計15部位)とした。【結果】スポーツ指導者140名のうち,ストレッチングを実施している指導者の割合は91.4%であり,ストレッチングを実施していないものが8.6%であった。また,実施しているストレッチングの種類は,静的ストレッチングのみ33.6%,動的ストレッチングのみ7.0%,静的ストレッチングと動的ストレッチングの併用59.4%であった。ウォーミングアップに静的ストレッチを取り入れている指導者の割合は77.9%であり(1回21.8±13.2秒,合計489.9±343.4秒)であり,クーリングダウンに静的ストレッチングを実施している指導者の割合は66.9%(1回25.5±17.1秒,合計538.5±392.9秒)であった。静的ストレッチングの目的は障害予防が84.7%,柔軟性向上が69.6%であった。ウォーミングアップに動的ストレッチを取り入れている指導者の割合は90.6%(1回22.1±16.2秒,合計598.1±465.0秒)であり,クーリングダウンに動的ストレッチングを実施している割合は18.8%(1回38.5±46.3秒,合計492.6±523.7秒)であった。動的ストレッチングの目的は障害予防64名(75.3%),パフォーマンス向上59名(69.4%)であった。ストレッチングの対象部位は,下腿後面,大腿後面,殿部の順で多かった。【結論】90%以上のスポーツ指導者がストレッチングを実施していることが明らかとなった。また,障害予防を目的として静的ストレッチングと動的ストレッチンは共にウォーミングアップで実施されていた。本研究結果は今後のストレッチングに関する研究を実施する上で重要な基礎的データとなる。
著者
長岡 亨 木元 慶久 武内 孝 森貞 好昭 藤井 英俊
出版者
一般社団法人 溶接学会
雑誌
溶接学会全国大会講演概要
巻号頁・発行日
vol.2016, pp.154-155, 2016

WC-12%Co超硬合金板材にS45C板材を重ね合わせ、S45C側からツールを圧入して摩擦攪拌接合を行った。断面観察の結果、接合界面において超硬合金の塑性変形は認められなかった。せん断試験の結果、WC-Co超硬合金と炭素鋼のろう付継手と同等以上の接合強度が得られることが分かった。
著者
武内 孝善
出版者
密教研究会
雑誌
密教文化 (ISSN:02869837)
巻号頁・発行日
vol.1976, no.113, pp.27-53, 1976-02-20 (Released:2010-03-12)
著者
上島 享 阿部 泰郎 伊藤 聡 石塚 晴通 大槻 信 武内 孝善 阿部 泰郎 伊藤 聡 石塚 晴通 大槻 信 末柄 豊 武内 孝善 近本 謙介 苫米地 誠一 藤原 重雄
出版者
京都府立大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2006

本研究では、諸分野の研究者が共同で勧修寺に現存する聖教・文書の調査を進めるとともに、勧修寺を中心に諸寺院間交流という共通テーマを掲げて、研究を行うことが目的である。勧修寺現蔵の聖教と中世文書の目録を完成させ、諸寺院間交流をめぐる諸論考をまとめることができ、本研究の目的は十分に達成されたと考える。