著者
鍛治谷 静 北村 瑞穂 金津 春江 榊原 和子 四條畷学園短期大学保育学科 四條畷学園短期大学ライフデザイン総合学科 四條畷学園短期大学ライフデザイン総合学科総合福祉コース 四條畷学園短期大学ライフデザイン総合学科総合福祉コース
出版者
四條畷学園短期大学
雑誌
四條畷学園短期大学紀要 (ISSN:18811043)
巻号頁・発行日
no.49, pp.47-57, 2016

四條畷学園短期大学がFD活動の一環として実施した「教員相互による公開授業参観」(2010年度後期~2014年度後期:合計9回実施)について、授業を公開した教員と参観した教員が作成した報告書247枚をテキストマイニングにより分析した結果、その成果と課題は以下の通りであった。報告書には授業担当者・参観者間の対話があり、授業改善に向けての協働が見られたことが成果といえる。一方、授業改善を実現するための具体的な方法や工夫、戦略等をどうすれば得られるかということと、公開授業参観によってそれぞれの授業がどの程度、どのように改善したかを評価するシステムの構築が課題とされた。その評価システム構築のためには「授業改善」の具体的内容についての議論の必要性も示された。
著者
榊原 和子 中家 洋子 Kazuko Sakakibara Youko Nakaya
出版者
四條畷学園短期大学
雑誌
四條畷学園短期大学紀要 (ISSN:18811043)
巻号頁・発行日
no.41, pp.1-8, 2008

介護福祉士は、人のライフサイクルにおけるさまざまな時期や場面、暮らしの支援を業とする。少子高齢化、後期高齢者の増加とともに介護福祉士の役割として、看取りの問題は避けて通ることのできない身近な問題となった。だが、厚生労働省は現行のカリキュラムに、ターミナルケアについての指導指針を明確には示してはいない。本研究は、社会福祉士及び介護福祉士法の改正による新カリキュラムに、「デス・エデュケーション・プログラム」をどのように位置づけていくかを検討したものである。ターミナルケアの概念整理を行い、介護現場のターミナルケアの先行研究から、新カリキュラムの教育にどのような内容を組み込むかを検討した。