著者
新谷 葉 渋谷 浩太 檜山 茂雄
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.36, pp.189-190, 2012
参考文献数
6

画コンテをもとに、役者の表情、仕草などを「身体素材」として撮影。のちに加工。それにより、2次元の表裏面で様々な身体表現の要素をみせる。私なりに考える、「紙人形」というアイテムに則って制作した。「静止画」であるキャラクターを、「動く」映像媒体で表現した。「時間」と「アニマ(魂)」についての観察作品。
著者
矢川 健吾 河野 修二 高宮 大 檜山 茂雄
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.33, pp.61-63, 2009

授業で製作された短編映画『クラブ・ルシア』(16ミリカラーフィルム・光学録音・25分)におけるDI処理(digital intermediate process)について。銀座のクラブに勤める三人の女は、それぞれが過去と未来、そして現在に何らかのはっきりとした光と闇を抱えている。特異な存在である彼女らだが、そこには誰もが共有する普遍的なテーマが垣間見える。この映画では彼女らの移り変わる心情と、セットや情景などがリンクするよう表現した。D.I.処理を施したことでそれらの表現の幅を広げた。
著者
田端 美海 矢田 愛久子 檜山 茂雄
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.33, no.14, pp.59-60, 2009-03-11
参考文献数
10

従来の時代劇と呼ばれる映画やテレビ番組を見て、果たして歴史を好きになる人はどれだけいるのだろうか。もっと軽い気持ちで観られる時代劇があっても、良いのではないだろうか。『大坂夏の陣〜日本一赤い夏〜』は、今までにない方法で時代劇を楽しんで貰いたいと考え、制作した作品である。クレイアニメーションによる合戦シーンと、実写のシーンのトーンに、差異が出ないよう配慮した。
著者
河野 修二 檜山 茂雄
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.33, no.14, pp.35-36, 2009-03-11

「Power of Ten」という映画がある。ピクニックに来た親子の写真から映画は始まりカメラの視点はそこからどんどん遠ざかり空を抜けて、宇宙にまで来て最終的には10の25乗メートル(約10億光年離れたところ)の世界までたどりつく。また一方ではどんどんその人を拡大していき、10のマイナス16乗メートル(0.1フェルミというらしい)の世界まで行きつく。解像力の高いフイルムを用いて、映画のように写真の全体像から細部まで観察したくなるような写真が撮れないかと考えた。
著者
木村 達人 檜山 茂雄
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.36, no.16, pp.187-188, 2012-03-09

多摩川の岩石の表面を少しずつ削り、ディジタルカメラで1枚1枚コマ撮りしたアニメーションです。
著者
市川 香澄 檜山 茂雄
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.35, pp.103-104, 2011
参考文献数
2

この作品声音(こわね)は声から成る音楽を目で見える形で表現したクレイアニメーションである。人間は声を意味のある言葉として使う。そこで、言葉として意味を持たぬよう五十音、濁音、半濁音、を分解し、再構築し、新しい音楽を制作した。その音楽を元に様々な形、色、動きを創造する事で音の視覚化を表現した。