著者
磯村 淳 河中 治樹 小栗 宏次 渡邉 英一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.114, no.515, pp.139-144, 2015-03-16

本研究の目的は,カメラを用いた男性の尿量及び尿流率推定における精度向上である.循環器系疾患の患者のための排尿量管理や,下部尿路機能障害の早期発見のためにも簡便な排尿量及び排尿流率計測方法が望まれている.実験では排尿を模擬した液体を撮影した後,原画像から液体のみを白色画素として残す2値画像に変換するために背景差分法を用いた.撮影を蛍光灯の下で行ったので,2値画像内にはノイズが生じた.2値画像内の白色画素の近似曲線に基づいてノイズを軽減すると,液体の総量及び流率の推定精度向上が見られた.男性の排尿を模擬した液体推定における背景差分法及び2値画像に対するノイズ軽減手法の有効性を示した.
著者
長瀬 敦嗣 岸本 圭史 河中 治樹 小栗 宏次
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ITS (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.58, pp.25-30, 2009-05-21
被引用文献数
6

交通事故の多くはドライバの心身状態に起因しており,ドライバモニタリングは事故を未然に防ぐための予防安全技術において特に重要である.運転中の会話や思考のような認知負荷状態は潜在的な危険をはらみ,多くの交通事故を引き起こす原因となっている.これまでの研究により,認知負荷状態の識別は行われているが,その程度による多クラスの識別までには至っていない.本研究では多値判別法としてECOC法を用い,ドライバの生体情報を特徴量として認知負荷状態の度合いに応じた多クラス識別手法を提案する.2つの手法を用い,識別性能を高めるために最適な特徴量の組み合わせ及び識別手法について考察を行ったところ良好な結果を得た.