著者
津田 耕一
出版者
一般社団法人 日本認知・行動療法学会
雑誌
行動療法研究 (ISSN:09106529)
巻号頁・発行日
vol.29, no.2, pp.119-132, 2003-09-30 (Released:2019-04-06)

行動療法は、専門的な社会福祉実践であるソーシャルワークにおいて実践価値の高いものとして受け入れられている。本稿では行動療法がソーシャルワークに導入された経緯を概観し、ソーシャルワークにおける役割を検証する。特にソーシャルワークの趨勢となっている生活モデル、エンパワメント概念、ストレングスの視点と行動療法の関係を整理する。生活モデルに基づくソーシャルワークも行動療法も人間と環境との関係を重視しており両者の接点を見出す。最後に、わが国における行動ソーシャルワークの現状、課題、展望について考察する。
著者
津田 耕一
出版者
一般社団法人日本認知・行動療法学会
雑誌
行動療法研究 (ISSN:09106529)
巻号頁・発行日
vol.29, no.2, pp.119-132, 2003-09-30

行動療法は、専門的な社会福祉実践であるソーシャルワークにおいて実践価値の高いものとして受け入れられている。本稿では行動療法がソーシャルワークに導入された経緯を概観し、ソーシャルワークにおける役割を検証する。特にソーシャルワークの趨勢となっている生活モデル、エンパワメント概念、ストレングスの視点と行動療法の関係を整理する。生活モデルに基づくソーシャルワークも行動療法も人間と環境との関係を重視しており両者の接点を見出す。最後に、わが国における行動ソーシャルワークの現状、課題、展望について考察する。