著者
酒井 裕一 ラクシンチャラーンサク ポンサトーン 清水 郁子 永井 正夫 ウルブリヒト ダーク アドマット ロルフ
出版者
自動制御連合講演会
雑誌
自動制御連合講演会講演論文集 第54回自動制御連合講演会
巻号頁・発行日
pp.158, 2011 (Released:2012-03-09)

歩行者事故削減のため,カメラを用いて道路上の歩行者検出を行う運転支援技術が提案されているが,車両運動が発生した場合,歩行者検出性能が低下してしまう.本研究では,単眼カメラを用いた車両運動に影響されない歩行者衝突警報システムの開発を目的とする.本報告では,単眼カメラ映像から算出した車両運動を用いて,横断歩道と歩行者位置の補正を行うシステムを構築し,実車実験にてその有効性を確認した.
著者
安部 文子 山田 眞伍 小山 恭平 福田 博章 清水 郁子
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.36, no.12, pp.53-56, 2012-02-27

昨今,3D表示可能なテレビなどの機器が多く発売され,それに伴い3Dコンテンツの需要も高まっている.本論文では,単眼カメラにより静止している被写体を撮影した動画像から,ユーザが指定した奥行き感(視差量)をもつ3D画像を自動生成するシステムを開発する.本システムは,ユーザがインタフェースから入力した視差量に対し,動画像中のあらゆる2枚の組合せから最も適切な2枚の画像を用いて3D画像を生成してユーザに提示する.このとき,プレ画像,被写体が画像の中央にない画像をあらかじめ候補から除外する.これらの条件を満たす画像のうち,3D画像を生成するための平行化のための補正量が最小であるものを最適な2枚であるとする.実験により,手法の有効性を示した.