著者
船越 裕介 松川 達哉 渡邉 均
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. CQ, コミュニケーションクオリティ (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.106, no.153, pp.35-40, 2006-07-06
被引用文献数
4

通信を含む社会基盤系サービスは,サービス障害が社会に及ぼす影響が大きく,報道の対象となることが多い.しかし,報道される明確な基準がなく,報道有無の関係から具体的な通信ネットワークの信頼性向上に展開することが困難である.本稿では影響規模と影響時間,申告件数というパラメータに社会的影響度を測る指標としてトラヒックパターンを組み込み,報道有無に関して判別する方法を提案する.更にその効果についても述べる.