著者
リヒタ ウヴェ 渡部 貞昭
出版者
岩手県立大学
雑誌
総合政策 (ISSN:13446347)
巻号頁・発行日
vol.4, no.2, pp.255-261, 0000

2001年1月31日、ドイツ連邦政府は急進右翼のドイツ国民民主党(NPD)の禁止を連邦憲法裁判所に申し立てた。その理由は、外国人への暴行及びユダヤ人施設への冒涜・破壊行為の件数が増大したからであった。本稿はホロコーストと同胞のユダヤ人にたいする西ドイツ戦後社会の態度の考察である。
著者
リヒタ ウヴェ 渡部 貞昭 Uwe Richter Sadaaki Watanabe
出版者
岩手県立大学総合政策学会
雑誌
総合政策 = Journal of policy studies (ISSN:13446347)
巻号頁・発行日
vol.4, no.2, pp.251-254, 2003-09-30

2002年1月21日、連邦憲法裁判所(BVG)は、連邦政府、連邦参議院、連邦議会が前年に提出した極右政党ドイツ国民民主党の禁止の申請に関する、2002年2月に定められた口頭弁論の日程をすべて中止した。理由は、申請側の全部で14名におよぶ証人のうちの1名が、憲法擁護機関がNPDの内部に保持した長年のスパイであったことであった。この政治的スキャンダルで、今やNPDの禁止ではなく、ドイツの情報機関、およびその極右政党内部に存するスパイの役割が問われることになった。Am 31.1.2002 kippte das Bundesverfassungsgericht (BVG) uberraschend alle fur Februar 2002 angesetzten mundlichen Verhandlungstermine uber den ein Jahr zuvor von Bundesregierung, Bundesrat und Bundestag eingereichten Antrag auf ein Verbot der rechtsradikalen Nationaldemokratischen Partei Deutschlands (NPD). Der Grund : einer der insgesamt 14 Zeugen der Antragsteller war gleichzeitig ein langjahriger Spitzel des Verfassungsschutzes innerhalb der NPD. Der politische Skandal war da : statt dem NPD-Verbot standen nun die deutschen Geheimdienste auf dem Prufstand und die Rolle ihrer Agenten innerhalb der rechtsradikalen Partei
著者
リヒタ ウヴェ 渡部 貞昭
雑誌
総合政策 = Journal of policy studies (ISSN:13446347)
巻号頁・発行日
vol.4, no.2, pp.255-261, 2003-09-30

2001年1月31日、ドイツ連邦政府は急進右翼のドイツ国民民主党(NPD)の禁止を連邦憲法裁判所に申し立てた。その理由は、外国人への暴行及びユダヤ人施設への冒涜・破壊行為の件数が増大したからであった。本稿はホロコーストと同胞のユダヤ人にたいする西ドイツ戦後社会の態度の考察である。