- 著者
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竹内 僚
瀬尾 敦生
長尾 和彦
- 雑誌
- 第80回全国大会講演論文集
- 巻号頁・発行日
- vol.2018, no.1, pp.245-246, 2018-03-13
近年、糖尿病患者及び予備軍が増加し続けている。糖尿病管理を行う場合、毎日血糖測定を数回行わなければならない。しかし、現在の血糖測定器は使い捨ての針を用いて採血を行うため、衛生面上の問題だけでなく患者への精神的及び経済的負担が発生している。この問題を解決する非侵襲血糖測定法としてMHC技術がある。MHC技術とは、体内のブドウ糖濃度と人体から放出される熱量の相関を用いて血糖値を予測する技術である。本研究ではMHC技術を用いた非侵襲血糖測定器の開発を行った。そしてEGA法を用いた精度調査により、臨床的に許容できる範囲であることを確認した。また、非侵襲血糖測定器を用いた血糖値管理システムの開発を行った。