著者
竹内 僚 瀬尾 敦生 長尾 和彦
雑誌
第80回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2018, no.1, pp.245-246, 2018-03-13

近年、糖尿病患者及び予備軍が増加し続けている。糖尿病管理を行う場合、毎日血糖測定を数回行わなければならない。しかし、現在の血糖測定器は使い捨ての針を用いて採血を行うため、衛生面上の問題だけでなく患者への精神的及び経済的負担が発生している。この問題を解決する非侵襲血糖測定法としてMHC技術がある。MHC技術とは、体内のブドウ糖濃度と人体から放出される熱量の相関を用いて血糖値を予測する技術である。本研究ではMHC技術を用いた非侵襲血糖測定器の開発を行った。そしてEGA法を用いた精度調査により、臨床的に許容できる範囲であることを確認した。また、非侵襲血糖測定器を用いた血糖値管理システムの開発を行った。
著者
竹内 僚太郎 上羽 正純
出版者
自動制御連合講演会
雑誌
自動制御連合講演会講演論文集 第57回自動制御連合講演会
巻号頁・発行日
pp.347-350, 2014 (Released:2016-03-02)

近年の無人航空機の利用の普及及びその前段階としての小型無人航空機等の飛翔体の飛行実験においては,無人航空機及び地上局間の確実な無線通信の確立が不可欠である.本報告では,まず,当大学で推進している小型無人超音速実験機の飛行実験での使用を前提に,高精度・高応答に追尾する地上局アンテナ制御として,テレメトリーによって受信される航空機の飛行情報を用いて追尾アンテナ制御を行う制御技術を提案し,シミュレーションにより提案追尾アンテナ制御系が所望の性能を達成可能なことを示す.