著者
細川 由梨 大伴 茉奈 熊崎 昌 田島 千紘 猪俣 巴 勝俣 凜香 東海林 理紗 巻渕 泰輝 中山 晴雄
出版者
一般社団法人 日本アスレティックトレーニング学会
雑誌
日本アスレティックトレーニング学会誌 (ISSN:24326623)
巻号頁・発行日
vol.7, no.2, pp.257-265, 2022-04-30 (Released:2022-06-05)
参考文献数
14

国内の大学競技レベルにおけるスポーツ関連脳振盪(SRC)に関する情報発信の実際を調査した結果,一般公開されているSRCのガイドラインは11団体で確認された.今後の課題としては,Risk reductionに関して明記している団体が少ないことが明らかとなった.SRCのガイドラインは競技規則や競技特性に合わせて策定する必要があり,今後より多くの競技団体から情報発信されることや,実際に活動している者へ最新情報を届けることが重要である.