著者
田中 公司 生駒 卓志 津田 和彦
出版者
一般社団法人 経営情報学会
雑誌
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 2015年秋季全国研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.21-24, 2015 (Released:2016-01-29)

ソフトウェアの品質向上・確保はソフトウェア開発企業にとって重要な課題であり,多くの企業でメトリクスを用いた品質の見える化・予測が行われている。当該プロジェクトの欠陥摘出履歴に基づいた品質予測を行う手法として、単位時間あたりの欠陥摘出率が概ねレイリー分布に従うことを利用したレイリーモデルがある。しかしながら,レイリーモデルでは,パラメータ推定を行う際の初期値を人手で設定しなければならない,プロジェクトによっては欠陥摘出率がレイリー分布に従わず予測できないといった問題がある。そのため,過去プロジェクト実績から得られた欠陥密度とワイブル分布を用いて品質予測を行う手法を検討した.
著者
生駒 卓志 津田 和彦
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.27, 2013

一般の人が薬局で薬を購入する際,その効果などの科学的情報を持ち検討している人は少ない.多くの人は,印象によるものが多い.薬局で購入できる薬の含有成分の個々は医療用医薬品であり,その詳細な情報は添付文書として公開されている.そこで,本研究では,医療用医薬品の添付文書に対してテキストマイニングを用いて薬効を比較すると共に,この情報から,薬局で購入できる薬の科学的な薬効を抽出する方法を提案する.