- 著者
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原田 志津男
松藤 泰典
小山 智幸
田中 恭一
- 出版者
- 公益社団法人日本コンクリート工学会
- 雑誌
- コンクリート工学年次論文報告集 (ISSN:13404741)
- 巻号頁・発行日
- vol.21, no.2, pp.883-888, 1999-06-21
- 被引用文献数
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3
本研究は硫酸酸性地盤に5年間暴露した高品質コンクリートの物理性状に関して検討を行ったものである.暴露試験は霧島温泉郷硫黄谷温泉地帯のpH2。0〜4.5の強酸性地盤で実施した.試験体は,高炉スラグ微粉末,シリカフユームなどを用いた低水結合材比コンクリートである.:本論文では,5年間の暴露試験結果,高品質コンクリート試験体内部の物理性状は健全であると考えられるが,暴露試験体の表面はCa成分が溶出し粗くなっており,pH3程度の酸性濃度が大きい地盤に接したものは,重量減少率も比較的大きくなることを明らかにしている.