著者
田口 誠一
出版者
学校法人 尚絅学園 尚絅大学研究紀要編集部会
雑誌
尚絅大学研究紀要 A.人文・社会科学編 (ISSN:21875235)
巻号頁・発行日
vol.46, pp.15-27, 2014-03-31 (Released:2019-02-06)

ボクシング選手が登場する作品を書いたアメリカ作家には,ジャック・ロンドンやリング・ラードナー,アーネスト・ヘミングウェイなどがいる。この論文では3名の作家のそれぞれの短編小説である「一切れのビフテキ」,「チャンピオン」そして「5万ドル」を中心に取り上げ,ボクシングが題材としてどのように扱われているかを考察する。
著者
田口 誠一
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
化学と教育 (ISSN:03862151)
巻号頁・発行日
vol.66, no.6, pp.292-295, 2018-06-20 (Released:2019-06-01)
参考文献数
16
被引用文献数
1

高校の化学実験で電池作成を行うことは多い。電池とは酸化還元反応を利用し電気エネルギーを取り出す装置であり,高校の授業では酸化・還元の授業の延長線上で実験を行うことが考えられる。本稿では,電池作成の歴史や高校でよく行う電池の実験について記述し,授業や実験時の工夫や注意点を中心に説明する。また発展的な内容についても触れたい。高校でよく行う実験については,ダニエル電池やボルタ電池,鉛蓄電池,マンガン乾電池の作成時の工夫や注意点について触れる。発展的な内容については,燃料電池やリチウムイオン電池などについて触れる。
著者
田口 誠一
出版者
尚絅大学
雑誌
尚絅大学研究紀要. A, 人文・社会科学編 (ISSN:21875235)
巻号頁・発行日
no.47, pp.1-14, 2015-03-31

文学作品はかつて日本の英語教育でしばしば活用されていた。しかしながら,近年文学教材は際立って減少しており,それは主に日本の英語教育がコミュニケーション能力を重視するようになってきたからである。文学教材の活用とコミュニケーション能力の育成とは相容れないものとよく言われている。この論文ではオー・ヘンリーの有名な短編「二十年後」に言及しながら,英語教育における文学教材の意義を考察する。