著者
阿江 忠 田村 則夫
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.16, no.1, pp.73-76, 1975-01-15

与えられたプログラムから自動的にフローチャートを描かせるプログラムに関しては,すでにいくつかの報告がある.一方,フローチャートを与えたとき,それ自体を言語として入力する試みはあるが,具体的にコンパイラを自由にできない立場にある者として,フローチャートからプログラム言語への変換を与えるプログラムの作成を試みた.GOTO文をなくして,プログラムの信頼,性を高める方法の理論的検討を行なったW.W.Peterson,嵩,都倉の論文の中で,変換手続きが示されている.プログラム言語は,IF文とGOTO文から成るものとし,実行文は記号(A1など)で表わしている.