- 著者
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田里 修
矢野 達雄
青島 敏
奥山 恭子
林 研三
森 謙二
牧田 勲
- 出版者
- 沖縄大学
- 雑誌
- 基盤研究(A)
- 巻号頁・発行日
- 2009
沖縄県の設置後、明治政府はいわゆる旧慣温存政策をとったと言われる。いわゆる旧慣とは王府時代の法令や慣習を指す。私たちはこれを沖縄近代法としてその構造と歴史的性格を、地方制度、土地制度や家族制度等において探求した。その結果、土地制度は、1765年に大きく変化し、19世紀に入っても変化していることが分かった。また、明治に入り、内法制定過程において、さらに土地整理事業においても大きく変化したことも確認できた。