24 0 0 0 OA 現代と住民運動

著者
宇井 純
出版者
沖縄大学
雑誌
沖縄大学地域研究所所報
巻号頁・発行日
vol.5, pp.100-118, 1991-09-26
著者
吉田 奈保
出版者
沖縄大学
雑誌
沖縄大学紀要 (ISSN:03884198)
巻号頁・発行日
vol.11, pp.85-94, 1994-03-01

「今週中」はコンシュウチュウと読むのに「今日中」はキョウジュウと読む。日本語に多く見られる連濁は、日本語を学ぶ外国人学習者にとっては頭の痛い問題である。日本人ならば字をみて即座に「中」の読みを判断するが、そこには何か法則があるのだろうか?本稿では、接尾辞「中」のついた派生語における連濁の有無を意味の観点から分析した。その結果、連濁の有無には意味と語種の双方が関わっていることが分かった。
著者
圓田 浩二
出版者
沖縄大学
雑誌
沖縄大学人文学部紀要 (ISSN:13458523)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.65-77, 2005-03-31

摂食障害者はしばしば性的虐待の犠牲者であると語られたり、あるいは恋愛依存症やセックス依存症を併発すると指摘される。本稿は、摂食障害者のセクシュアリティの実態を明らかにすることで、彼女ら/彼らの食と性との関係を分析する。そこで本稿では次の二つの問いを設定する。(1)「摂食障害において食と性は関連しているのか? 関連があるとすれば、どのような関係なのか?」、(2)「摂食障害者のセクシュアリティはそれ以外の人々と同質なものなのか? 違いがあるとすれば、何がどう違うのか?」。使用されるデータは、筆者が収集した35人の摂食障害者に対する面接インタビュー調査と日本国内で行われた全国規模の質問紙調査とで得られた二つの調査結果である。分析の結果、摂食障害において食と性は強く関連していることと、摂食障害者のセクシュアリティはそれ以外の人々のそれと同質なものであったが、摂食障害者はその心理的・情緒的な面において困難を抱えていることがわかった。
著者
宇井 純
出版者
沖縄大学
雑誌
沖縄大学地域研究所年報 (ISSN:13413759)
巻号頁・発行日
vol.10, pp.3-9, 1998-03-31
著者
壱岐 一郎
出版者
沖縄大学
雑誌
沖縄大学人文学部紀要 (ISSN:13458523)
巻号頁・発行日
vol.3, pp.1-12, 2002-03-31

21世紀,最初の年は米中枢多発テロ,炭疽菌テロで米国が揺らいだ。日本政府は英国に次ぐ武力報復協力を示した。「報復」ムードの中で1941年9月に急死した,ジャーナリスト桐生悠々(1873-1941)を回顧することは無駄ではなかろう。大阪,東京,長野,名古屋などで記者活動をした桐生は信濃毎日新聞主筆として関東防空大演習を嗤う」を書き,退社に追い込まれ,60代の8年間,半月刊の個人誌『他山の石』を発行し続けたが,日米開戦3か月前,「廃刊の辞」を記した。「この超畜生道に堕落しつつある地球の表面より消え失せることを歓迎致し居り候うも,唯小生が理想したる戦後の一大軍粛(ママ)を見ることなくして早くもこの世を去ることは如何にも残念至極に候う」(一部,現代読みに訂正)と記した。九・一一事件の直後,米大統領は「西部劇」そして「十字軍」のように進撃をと口走った。低劣な台詞は「畜生道の地球」が決して軍縮の道を歩いていないことを示す。

6 0 0 0 さらば東大

著者
宇井 純
出版者
沖縄大学
雑誌
沖縄大学地域研究所所報
巻号頁・発行日
vol.5, pp.85_a-68_a, 1991-09-26
著者
大嶺 哲雄
出版者
沖縄大学
雑誌
沖大論叢 (ISSN:03871630)
巻号頁・発行日
vol.9, no.1, pp.269-298, 1969-02-28
著者
圓田 浩二
出版者
沖縄大学
雑誌
沖縄大学人文学部紀要 (ISSN:13458523)
巻号頁・発行日
vol.5, pp.55-64, 2004-03-31

本稿は近年増えつつあるとされる男性の摂食障害に焦点を当て、「なぜ男性が摂食障害になるのか?」、「男性の摂食障害は女性の摂食障害と比較してどう違うのか?」という問いに答えるべく、社会学的見地から男性における摂食障害の原因について考察を深めている。具体的には、文献資料とインタビューデータを用いて、男性摂食障害者の発症モデルを構築する。この作業によって四つのモデルは構築された。(1)ボディ・イメージ型、(2)食事不安型、(3)ジェンダー・アイデンティティ型、(4)環境不適応型である。結論として、ジェンダー・アイデンティティ型を除くと、三つのモデルに男性らしさや男性的価値観が影響していることがうかがえる。それらはさらに二つのタイプに分類できる。一つは見た目に関わるボディ・イメージ型と、もう一つは常に成功者や勝利者でなければならず、失敗を恐れ、それが他人に知られることを極度に恐れる食事不安型と環境不適応型がある。
著者
高良 沙哉
出版者
沖縄大学
雑誌
沖縄大学法経学部紀要 (ISSN:13463128)
巻号頁・発行日
vol.9, pp.37-48, 2007-12-31
著者
吉田 コマキ 木曽 隆
出版者
沖縄大学
雑誌
沖縄大学マルチメディア教育研究センター紀要 (ISSN:13464264)
巻号頁・発行日
vol.8, pp.13-20, 2008-03-31

近年、カーナビゲーション、Apple社のiPhoneをはじめとした「指で触れる」行動が一般化しつつある。しかしながら、その「触れる」という行動は、まだ模索の段階であることから、利用者にはコンセンサスが形成されているとはまだいえない。利用者はタッチ型インターフェイスを前に常にトライ&エラーをせざる得ないのが現状といえる。そこで、本稿ではAdobe MAX Japan 2007でのインスタレーション展示を通じて行ったタッチデバイスの利用者の観察とその考察、ならびにインタラクションデザインの課題をのべる。
著者
平敷 令治
出版者
沖縄大学
雑誌
沖大論叢 (ISSN:03871630)
巻号頁・発行日
vol.7, no.2, pp.1-24, 1967-03-31
著者
山門 健一
出版者
沖縄大学
雑誌
沖大経済論叢 (ISSN:03871657)
巻号頁・発行日
vol.20, no.1, pp.37-69, 1998-03
著者
須藤 義人
出版者
沖縄大学
雑誌
沖縄大学人文学部紀要 (ISSN:13458523)
巻号頁・発行日
vol.5, pp.65-77, 2004-03-31
被引用文献数
2

近年、各メディアからの情報を主体的に判断し、発信伝達できる能力や情報モラルが若年層に求められている。メディアリテラシー教育としてのNIE実践授業は、<メディアを使いこなし、メディアの提供する情報を読み解く能力>を育む学習方法として有効である。沖縄尚学高等学校附属中学校の特設科目「情報基礎」では、スキル中心の情報教育ではなく、情報コンテンツを重視して、授業カリキュラムにデジタル的な作業(Web制作)にアナログ的な作業(新聞分析)を取り入れた。2003年度より適用された新高等学校指導要領では、高等学校の普通教科「情報」の目標を、小学校での<総合的な学習の時間>における情報分野の取り組み、中学校での技術・家庭「情報とコンピュータ」といった情報教育の取り組みと合わせた形で、(1)情報活用の実践力、(2)情報の科学的な理解、(3)情報社会に参画する態度、という三つの観点から養成することを掲げている。本教科「情報基礎」の学習領域は、高等学校の普通教科「情報C」の基礎部分にあたる。情報活用の能力のうち、今後重要視される能力は、活字メディアからの情報コンテンツの受容能力とデジタルメディアを使った表現能力であろう。そこで特設科目「情報基礎」では、メディアにおける情報発信者としての恣意性と情報受信者としての読み解く能力を多面的に理解させることを目標とした研究授業を展開した。NIE教育の新たなる展開として、実践の対象を、中等教育(中学校・高等学校)だけでなく高等教育(大学)にまで拡大することが望ましいと考える。
著者
宇井 純
出版者
沖縄大学
雑誌
沖縄大学紀要 (ISSN:03884198)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.19-24, 1989-03-31