著者
石橋 朝紀子 内田 雅代 岡村 純 内田 雅代 岡村 純
出版者
福岡県立大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

小児がんを経験した思春期にある長期生存者の弾力性(ストレスをはね返す力)について、面接調査を行った。結果は、自ら病名を親友へ告知していた者は、人の為になることなど明確な目的を持ち、交友関係も良い傾向にあった。告知していない者は、身体的な回復を希望していたが、交友関係は良好ではない傾向にあった。前者が将来への目的を実行できるための看護支援を立案中である。後者については、弾力性を高める看護支援に繋げていくためにも継続調査が必要である。