著者
多胡 樹 滝本 宗宏 神林 靖
雑誌
第82回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2020, no.1, pp.251-252, 2020-02-20

わが国において様々な自然災害に悩まされている。災害が発生したときに災害警戒レベル4に相当する命を守る行動を呼びかける情報を出しても、どこに避難所があってどのようにして避難したらいいのか迷うことがある。そこで、避難経路誘導システムを研究している。これは、災害の状況に応じて適切に避難経路を用いて被災者を誘導するものである。しかし、この実システムに含まれていた単一障害点の解決を求められていた。そこでわれわれは遠隔手続き呼び出しを用いて冗長化構成によって単一障害点の問題を解決するためにシステムを開発し、その有用性について検証した。
著者
神林 靖 レッドガード ヘンリー F.
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SS, ソフトウェアサイエンス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.100, no.471, pp.25-32, 2000-11-20

ソフトウェア開発のためのパラダイムとしては, 70年代には構造化プログラミングが提案され, 80年代にはオブジェクト指向プログラミングが提案されてきた。それぞれ多くの支持者を集め, 実践されている。現在のところソフトウェア開発方法論としてオブジェクト指向のパラダイムが支配的であるが, いくつかの問題点も指摘されている。本論文では, 今日のオブジェクト指向プログラミングにおける問題点を整理した上で, それらの問題点を克服する新しい方法論を提案する。この方法論はとあるプログラミングパラダイムの実現であり, それは, データから手続きを分離するというものである。