著者
秋長 幸依 野見山 亜沙美
出版者
大阪教育大学附属高等学校池田校舎
雑誌
研究紀要
巻号頁・発行日
no.52, pp.49-61, 2020-03-06

「国語」という教科は「現代文」・「古文」・「漢文」に分けて学習することが多いが、「漢文」の思想や知識は「古文」の読解にも深く関わってくる。本授業では、『枕草子』第二八〇段「雪のいと高う降りたるを」を用いて「漢文」から「古文」を読み解き、さらに『枕草子』に関する評論文を読んで、深い学びへとつなげることを目的とした。本稿は、その科目横断的な実践を記したものである。