著者
穴田 哲夫 久保 洋 黒木 太司 出口 博之 内田 浩光 西野 有 山中 宏治 姉川 修 川島 宗也
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ED, 電子デバイス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.105, no.522, pp.81-88, 2006-01-13

2005年の欧州マイクロ波会議の概要を報告する。本会議は35回目となり、10月3日から7日まで、フランス・パリのCNIT la Defenseにて開催された。論文数は招待論文及び一般論文の合計706件で、68オーラルセッションと5ポスターセッションで発表された。本報告では、欧州マイクロ波会議の発表を各分野のスペシャリストによって能動・受動デバイス、メタマテリアル、EMC、回路及びアンテナ・伝搬を含めたアクセスシステムまでを概説する。
著者
土屋 健伸 藤井 太郎 森田 幸二 穴田 哲夫 遠藤 信行
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. US, 超音波
巻号頁・発行日
vol.96, no.472, pp.39-44, 1997-01-24
被引用文献数
2

海洋での音波伝搬を解析する手法として放物型方程式(Parabolic Equation)法や音線理論が知られているが、それぞれ音速プロファイルが伝搬方向に変化する場合に解析精度が落ちたり、音圧分布を求める事が困難であるという欠点がある。そこで、これらの点を改善した広角波動伝搬法を導入して、その有効性について検討した。また、堆積物の影響を考慮した海底での反射を計算するための境界条件として、透明境界条件(Transparent Boundary Condition)を導入する事を提案した。さら二本手法の正当性を評価するために深海と浅海における音場を解析した。また、実際海域を考慮して、音速プロファイルが変化する場合について解析して音線追跡法と比較・検討した.