著者
米盛 重友
出版者
琉球大学農学部
雑誌
琉球大学農学部学術報告 (ISSN:03704246)
巻号頁・発行日
no.22, pp.p797-811, 1975-12

西表島の熱帯農研を中心とした園芸植物の調査を行なった結果, 61科119種記載された。草花用として11科24種, 盆栽用として20科38種, 観葉植物用として25科44種, 花木おたび庭園木用として33科46種, 果樹用として4科6種である。その中で特に注目されるものとして, 1.草花用 コウトウシラン, ナリヤラン, イリオモテラン, ノボタン, ヒメノボタン, フジボグサ 2.盆栽用 ヒラミカンコノキ, ミズガンピ, シマヤマヒハツ, ハリツルマサキ, ヤエヤマコクタン, タイワンウオクサギ, ヒレザンショウ 3.観葉植物用 リュウキュウヒモラン, コブラン, ヤブレガサウラボシ, ヘゴ, ミミモチシダ, シマタニワタリ, コミノクロツグ, ヤエヤマヤシ, ハブカズラ, カゴメラン 4.花木および庭園木用 ヒメサザンカ, サキシマツツジ, セイシカ, サガリバナ, サンダンカ, モッコク, モンパノキ, クロガネモチ 5.果樹用 フサラ, シマヤマヒハツ
著者
米盛 重友 田盛 正雄
出版者
琉球大学
雑誌
琉球大学農学部学術報告 (ISSN:03704246)
巻号頁・発行日
vol.23, pp.439-447, 1976-12-01

近年, 日本において分布が急速にひろがりその撲滅対策が大きな社会問題となっているセイタカアワダチソウ(Solidago altissima L.)の沖縄における分布状況, 生態的特性および他の雑草との共存関係などについて調査研究を行なった。その結果を要約すると次のとおりである。1.分布状況 那覇市天久外人住宅地周辺 具志川市平良川県道10号線沿い2.生態 那覇市天久の群落を4つの母集団に分けて調査を行なった。本数は, Aプロットでは1550±295本, Bプロットは13000±980本, Cプロットは14600±1520本, Dプロットは1290±141本であった。草丈は, Aプロットでは平均173cm, Bプロットは29.8cm, Cプロットは152cm, Dプロットは148cmであった。種子数について, Aプロットの花枝数は9本, 総包数1951個, 総種子数29265個, Bプロットの花枝数は9本, 総包数72個, 総種子数1008個, Cプロットの花枝数は23本, 総包数1541個, 総種子数23115個, Dプロットの花枝数は21本, 総包数1365個, 総種子数19110個であった。花の期間は, A, CおよびDプロットでは9月中旬から11月上旬まで, Bプロットでは9月中旬から翌年1月上旬頃までであった。萠芽数は, 1株当り4.6本である。地下茎の芽数は, 1株当り4本である。地下茎から出芽した株数は, 前年度開花した株数33本から162本出芽し, 1株当り4.9本である。生活型は, Ch, D_1,R_3,Prである。