- 著者
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中嶋 憲一
太田 哲生
宮森 弘年
鈴木 正行
臼井 育男
- 雑誌
- 核医学画像診断 (ISSN:09124195)
- 巻号頁・発行日
- vol.2, no.3, pp.110-113, 1987-12-01
肝血管腫の2症例を示す。Tc-99m 標識赤血球(RBC)によるシンチグラムによる血管腫の特徴は,典型的には早期の血流像では比較的hypovascularであり,delayed imageで集積増加をみることである。しかしながら,ここに示すように早期血流相での明瞭な集積やプール像での集積が弱いために,肝細胞性肝癌との鑑別が難しい症例も認められる。