著者
芹沢 貴之
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
ファルマシア (ISSN:00148601)
巻号頁・発行日
vol.55, no.10, pp.919-923, 2019 (Released:2019-10-01)
参考文献数
15

創薬の分野においてもAIの活用は注目を集めている。化合物デザイン、QSAR、QSPRによる活性物性予測、合成経路提案など、様々なパートへAI(主に深層学習)を適用する報告も多くなされてきている。その一方で、実例報告はまだ多くはない。そこで今回は、実際の創薬研究プロジェクトでのAIの活用事例、並びに今後の展望について紹介させていただきたい。