著者
白石 太郎 葛山 智久
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
ファルマシア (ISSN:00148601)
巻号頁・発行日
vol.55, no.7, pp.679-683, 2019 (Released:2019-07-01)
参考文献数
23

天然物は人知を超えた幅広い多様性と生物活性を有している。近年、次世代シーケンサーの発展により微生物のゲノム解析が数多く報告されるようになるとともに、微生物が生産する天然物からの医薬品探索・開発研究の手法も大きく変化してきている。本稿では近年の天然物探索手法の展開と天然物生合成研究の意義・展開について述べる。