- 著者
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稲田 竜太
藤井 裕一
井上 裕貴
谷 綾花
佐藤 望
花城 健太
安浦 優佳
荒明 拓
森川 裕喜
出水 精次
- 出版者
- 理学療法科学学会
- 雑誌
- 理学療法科学 (ISSN:13411667)
- 巻号頁・発行日
- vol.35, no.6, pp.899-903, 2020 (Released:2020-12-19)
- 参考文献数
- 26
〔目的〕膝前十字靱帯(ACL)再建術後1年のHop test回復状況を調査し,回復基準に至りにくいHop testを明らかにすること.〔対象と方法〕ACL再建術を施行した218症例を対象とし,術後1年のVertical Hop(VH),Single Leg Hop(SLH),Triple Hop(TH)が健患比90%以上に回復した割合と3種のHop test全項目が健患比90%以上に回復した割合を調査した.〔結果〕Hop testの回復割合はVH 67.9%,SLH 78.4%,TH 78.9%であり,VHの回復割合が最も低かった.Hop test全項目が健患比90%以上に回復した割合は59.2%であった.〔結語〕約4割の症例においてHop testが健患比90%未満であり,特にVHの回復率が低かった.