著者
大木 優 佐川 浩彦 崎山 朝子 大平 栄二 藤澤 浩道
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告.IM, [情報メディア]
巻号頁・発行日
vol.94, no.24, pp.41-48, 1994-03-11

手話は,聴覚障害者の日常会話言語の一つであり,主に手の動きによって単語や文を表現する言語である.本報告では,筆者らが開発中である手話自動翻訳システムについて述べる.手話自動翻訳システムは手話と日本語とを自動翻訳するシステムである.(1)手の形や位置データをデータグローブを使って入力し,手の動作を認識し,手話を日本語に翻訳する.(2)入力された日本語を手話に翻訳し,3次元コンピュータグラフィックスを使って手話アニメーションとして表示する.
著者
畠山 敦 川口 久光 加藤 寛次 藤澤 浩道
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.第39回, no.ソフトウェア, pp.1077, 1989-10-16

従来の文書データベースの検索システムでは、あらかじめ定められたキーワードや分類コードを用いて登録されたインデクスファイルに基づいて検索が行われてきた。しかしながら、データベースの普及に伴い、広く一般のユーザか検索システムを使用するようになるにしたがって、キーワードや分類コードのように統制された言葉ではない自由語(非統制語)を用いて、文書の登録、検索が行えるシステムが必要とされてきている。このような自由語検索では、登録者や検索者の意図により自由に検索語が指定されるために、同義語や表記のゆれ(異表記とよぶ)が検索もれの原因となる。本研究の目的は、上記の同義語や異表記を検索システムの内部で自動的に展開して、検索もれのない検索システムを実現することにある。