著者
饗庭 伸 西 昭太朗 伊藤 武仙 山田 沙知 加茂 春菜 田野 哲也 石原 滉士 伊藤 若菜 小園 茉初
出版者
公益社団法人 日本都市計画学会
雑誌
都市計画論文集 (ISSN:09160647)
巻号頁・発行日
vol.58, no.3, pp.1282-1287, 2023-10-25 (Released:2023-10-25)
参考文献数
5

市民参加型で空間計画を検討するワークショップにおいて、コミュニケーションを活性化し、検討の内容を充実させるための媒体として、地図、図面、模型が活用されている。本稿では、これらの媒体をデジタル情報で作成し、MR(Mixed Reality)技術でフィジカル媒体と組み合わせるワークショップの技術について報告する。筆者らは、東京都の下水処理場跡地利用の基本構想の検討プロセスにおいて、3つのMRアプリケーションと10回のワークショップの技術を開発した。開発における主な課題は、デジタル媒体とフィジカル媒体をいかに組み合わせるかということであった。本稿ではこのアプリケーションとワークショップの技術を報告し、そこでどのように情報が伝達され、コミュニケーションが活性化されたかを、参加者へのアンケート調査の評価に基づいて考察する。
著者
西 昭太朗 饗庭 伸
出版者
一般社団法人 日本建築学会
雑誌
日本建築学会技術報告集 (ISSN:13419463)
巻号頁・発行日
vol.28, no.68, pp.430-435, 2022-02-20 (Released:2022-02-20)
参考文献数
12

The purpose of this paper is to develop of town planning workshop using Minecraft through clarifying reproduction, understanding spaces and discussion. The possibility of reproduction is Minecraft can reproduce the large scale. The problem is Minecraft cannot reproduce small scale. The possibility of understanding the space is participants can understand a city and buildings by using two viewpoints of overlook and the ground level. The problem is participants cannot understand the small scale. The possibility of discussion is discussions influence each other by adjusting with the facilitator. The problem is participants do not discuss to lose themselves in operating.