- 著者
-
曽我 大介
陶山 雄介
阪田 暁
龍岡 文夫
西岡 英俊
- 出版者
- 国際ジオシンセティックス学会 日本支部
- 雑誌
- ジオシンセティックス論文集 (ISSN:13446193)
- 巻号頁・発行日
- vol.32, pp.153, 2017 (Released:2019-01-14)
- 参考文献数
- 15
九州新幹線(西九州ルート)は,武雄温泉~長崎間の延長約66kmの路線で現在建設中である.その中の原種 架道橋は,諫早市内(武雄温泉起点47km263m付近)における短いトンネルが連続した約70mの谷あい部に位置 するPC桁を用いたGRS一体橋梁である.これまでのGRS一体橋梁においては,RC桁やSRC桁を用いた事例はあ るが,PC桁は初めての採用となる.本論文では,これまでのGRS一体橋梁の採用実績を踏まえ,鉄道構造物で 初めての事例となるPC桁を用いたGRS一体橋梁の設計・施工について報告する.