- 著者
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諏訪 重貴
福田 浩章
篠埜 功
- 雑誌
- 第80回全国大会講演論文集
- 巻号頁・発行日
- vol.2018, no.1, pp.255-256, 2018-03-13
ウェブアプリケーションのようなソフトウェア開発においては,非同期プログラミングを用いた並列実行が必須である.callback,thread,promise,future,async/awaitなどのモデルを用いたコードは,同期処理よりも複雑であり,その性質の差異を考慮してコードを記述する必要がある.この差異を考慮することなく,非同期処理を同期処理と同様に記述できるようにすることで,保守性や可読性を向上させ,致命的なバグを抑制できると考えられる.これを実現するため,本研究ではLiquidという計算体系を提案し,操作的意味論を定義した.